先日、山都町の移住担当の方に、移住者インタビューをしたいと
依頼をいただき、インタビューを受けさせていただきました。
その中で改めてなぜ移住したのか？？と振り返ることがありましたので
今回はきんときまめが移住前はどんな生活をしていたのか、
なぜ移住を考えるようになったのかをわたくしの半生？
と一緒に語っていきたいと思います。
ちょっと長くなるので、何回かに分けて書きますね。
きんときまめの人生
きんときまめ：神奈川県藤沢市で生まれる
※藤沢市とはこんなとこ
主婦が幸せに暮らせる街ランキング１位ですって(笑)
すごいな。
確かに私の実家は海の近くで歩いて１０分程で行けます。
いいところといえばいいところです。
実際実家に帰るの好きですし。
こんな素敵な町で生まれ育ち大学を卒業するまで実家で
暮らしていましたが、仕事の関係で社会人になって横浜に住むようになりました。
藤沢も、今いる山都町に比べればだいぶ都会なのですが、
横浜に比べればだいぶ田舎なのです。
都会度でいえばこんな感じ
東京≧横浜＞藤沢＞山都町
そんな横浜で２０年近く一人暮らしをしました。
とにかく仕事人間でした。
わたくし実は両親が離婚していたのもあって、
もともと結婚願望もあまりなかったので、一生懸命沢山働いて
沢山お金を稼いで、出世して。。。と考えていました。
一番働いていた時の座右の銘がこれ
【大統領のように働いて、王様のごとく遊ぶ】(笑)→あほ。
実際ある一定期間休みなしで働いて、
半年に一度は海外旅行しかもビジネスクラス・・・✈
そしてワンコ４匹なんて育てちゃって。
自分で稼いだお金は自分で好きなように遣う！！
素敵な独身生活を謳歌しているつもりでした。
東日本大震災
そんな素敵な独身生活を送っていた2011年3月11日。
東日本地方で未曾有の大地震が発生。
東京都内で仕事中に被災しました。
今まで経験したことのない揺れ、お金を稼いでいれば何も怖いものはなかった
わたくしきんときまめですが、家に帰るのに8時間以上かかり、
帰る途中にも余震が何度も。
お金だけがあってもなんら役に立たない・・・というのを
初めて経験しました。
と同時にこんな怖い想いをしたのに、家に帰っても一人。
（ワンコたちはいるけどね）
誰も慰めてくれる人もいない。寂しくても７人兄弟の長女である私は
実家に簡単に帰るわけにもいかない。
一人って楽だけど、寂しいし怖いものなんだなぁとこの時から
少し頭の片隅によぎるようになりました。
そして、ワンコ達4匹もいつかはいなくなる。
今はいいかもしれないけど、4匹いなくなった時の喪失感に
一人で耐えられるかどうか・・・
そんな想いが募るようになっていました。
熊本と出会う
そうは言っても特段生活を変えようとかは思っていませんでした。
ただなんとなく、「私の人生これでいいのかなぁ？？」
と漠然と思って過ごしていました。
そんな時、ちょうどはまっていたアニメの舞台が熊本を
モデルにしているのを知り、
また熊本県は犬の殺処分０を日本で初めて達成した自治体
というのを何かで知りました。
それまでは私の場合旅行といえば
【海外】が当たり前だったのですが、
熊本なら国内だし、頑張ればワンコと一緒に行けるな・・・・
ということでちょっと熊本に行ってみるかという軽い気持ちで
熊本旅行を計画しました。
これがわたくしきんときまめと熊本との最初の出会いなのでした。
ーーつづくーー
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